弓成が、とうとう極秘文書という爆弾を手に入れてしまいました。
そしてこの爆弾こそが、後に国家権力に追いつめられる原因となるのです。
沖縄返還に関する政府の密約は本当に存在した。
外務省事務官の昭子(真木よう子)からその極秘文を手に入れた新聞記者の弓成(本木雅弘)は、ニュースソースを守るため、文書の掲載をせず解説記事で世論に訴えようとする。
世論に訴え政府に密約の存在を認めさせたい弓成は、昭子から極秘文書の提供を受け続ける。
一方、由里子(松たか子)は弓成の書斎で極秘文書を見つけ不安に駆られる。
そんな時、山部一雄(大森南朋)が弓成を訪ねてやってくる。